Mie女性起業支援室の高原です。
3月もあと1週間で終わりですね。
コロナショックは続いており、東京オリンピックもどうなるか、、、という状況ですが、外を歩くと確実に春の訪れが感じられます。
つくし、よもぎ、水仙、金柑、桜、モンシロチョウ。
気持ちが塞いだ時は、暖かい春の風を感じながら歩いてみてはいかがでしょう。
#008「商品・サービス」
商品:売るための品物。販売を目的とする財およびサービス。
サービス:
1. 人のために力を尽くすこと。奉仕。「休日は家族にサービスする」
2 .商売で、客をもてなすこと。また、顧客のためになされる種々の奉仕。「サービスのよい店」「アフターサービス」
3 .商売で、値引きしたり、おまけをつけたりすること。「買ってくださればサービスしますよ」
4 .運輸・通信・商業など、物質的財貨を生産する過程以外で機能する労働。用役。役務。
…デジタル大辞泉(小学館)より
商品=目に見える品物、サービス=目に見えない価値の提供、と考えていましたが、「商品」の中に「販売を目的とするサービス」も含まれているのですね。
起業するには、「商品」がなければ話になりません。
では、「商品」とは何か?
「自分が売りたい物」でしょうか?「自分が価値を感じているサービスの提供」でしょうか?
残念ながら、それでは売れません。
「自分が売りたい物」「自分が価値を感じているサービス」に、「価値」を感じて「対価」を払ってくれる人がいて初めて「商品」と呼ぶことができます。
女性の起業相談を受けていると、
「私はアクセサリー作りが好きなので、アクセサリーを売ります。」
「私はケーキを焼くのが得意なので、ケーキを売ります。」
「私は、〇〇のセラピーを受けてとてもよかったので、今度は講師になって他の人にもしてあげたい。」
という話をよくお聞きします。
もちろん、「好き」「得意」をスタートに考えることはとても大切です。ただ、#004好きにも書きましたが、あなたが好きなもの、あなたが得意なこと、あなたが感動したことを、他の人が好きだとは限りません。
あなたの「好き」「得意」を「商品」にするには、他の人(=顧客)にどのような価値を提供できるかについて考え抜くことが必要だといえるでしょう。
モノが売れない時代になったと言われています。
大企業も一人の起業家も、「どうすれば自分の商品が売れるか」「自分の商品は、誰にどんな価値をもたらすか」「自分の商品が世の中をどう変えることができるか」を考えて、考えて、考えて、言葉にしています。
あなたの「商品」は何ですか?
それは、誰にどんな価値をもたらしますか?
それは、世の中にどんないい影響を与えますか?
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