【#009ワーク・ライフ・バランス】起業して5年続けるために必要なもの・必要でないもの

Mie女性起業支援室の高原です。

「コロナショック」といわれる状況が続いています。

皆さまや皆さまの周りは、どんな様子ですか?

東京に住む妹の話を聞くと、三重県とは大きく状況が違うことを感じます。

 

そして、主に大都市で続いている「テレワーク」は、コロナショック後の「働く」に大きな影響をもたらすだろうなぁと考えながら、ニュースをみています。

#009:ワーク・ライフ・バランス

仕事と生活の調和

「仕事と生活の調和」推進サイト ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて―内閣府−より

 

ワーク・ライフ・バランスは「仕事もぼちぼち、生活もぼちぼち」「仕事と生活に半分ずつパワーを使う」とイメージされがちですが、そうではありません。

より良い「ワーク」をする(仕事で成果を上げる)ために「ライフ」を充実させて、ワークとライフの相乗効果を生み出すことをワーク・ライフ・バランスと言います。

起業をすれば、ワーク・ライフ・バランスを図りやすいというのは本当でしょうか?

 

私自身、子育てをしながら開業をした理由の一つが「時間を自由に調整できる」でした。

起業すれば、1日の時間の使い方を自分で決めることができます。

それは、裏を返せば、生活の中に仕事が入り込んでくるということでもあります。

開業してからずっと、朝と夕方~夜は家事・育児の時間、その他の時間で寝ている時間以外は仕事をしています。

筑波大学学長補佐・メディアアーティストである落合陽一さんが提唱する「ワーク・アズ・ライフ」に近い働き方です。

ワーク・ライフ・バランスでは「ワーク」と「ライフ」は別のものですが、ワーク・アズ・ライフは「ワーク」も「ライフ」も同じもので、「息をするように仕事をする」イメージだそうです。

ワーク・ライフ・バランスでもワーク・アズ・ライフでも、どちらの考え方でも良いのですが、

・良い「ライフ」を送るために、良い「ワーク」をする

・良い「ライフ」を送ることが、良い「ワーク」につながる

起業する人もお勤めする人も、このサイクルを作っていけるかが大切になるでしょう。

余談ですが、社労士的には、お勤めする人の「労働時間の状況把握の実効性確保」と「職務専念義務」と、テレワークとの関係をしっかりと考えていきたいと思いますが、根本的なところは変わらないはずです。

 

3月は小学生の子ども2人がずっと家にいましたが、家族の協力を得ながら、通常通り仕事をすることができました。

今回の学校臨時休業は、改めて起業とワーク・ライフ・バランスについて考える機会となりました。

 

皆さんはいかがですか?

起業とワーク・ライフ・バランスについて、どのようにに感じていらっしゃるでしょうか?

女性起業家と企業担当者の交流会で、色々とお話してみませんか?

 

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